みなさんこんにちは! 秋深まる昨今、いかがおすごしでしょうか。
前回まではJGAP農場の農薬管理、どういうことをしているの?」という事について触れてきましたね。JGAPでは農場だけでなく運ぶ行程や選果場までリスク管理しています。また、このコラムでも何度も出てきている言葉「ドリフト」、周りの畑や環境にも気をつけているということでしたね。
今回はちょっと閑話休題。いつもよりも気楽にお読みください。
さ〜て、ドリフトといえば「ドリフ」! (なんら関係ないようですが…)このドリフで私が一番好きなコントが「バカ兄弟」。兄役のいかりや長介さんと、弟役の仲本工事さんが繰り広げるコントです。ご存知の方、いらっしゃるでしょうか?このコントは、まず、仲本さん(以下、弟)の家に、いかりやさん(以下、兄) が遊びにくるシーンから始まるんです。この際、用心深い弟が訪ねてきた兄に、必ず合言葉か、なぞなぞを問いかけ、答えないと家に入れてくれないんですね。
この兄弟コントの中でも特に印象に残っているシーンがあるんです。
そのプロットはこちら!
いかりやさん(兄)登場。 兄「おーい。あんちゃんだぞ!」
家の中の仲本さん(弟)。弟「ホント!?」
兄「ホントだ!」
弟「ホントかな~・・・」
兄「ホントだ!」
弟「じゃ、なぞなぞしよう!!」
兄「わかった」
弟「じゃ、あんちゃんからね」
兄「よし!・・・ミカン」
弟「あっ、やっぱりあんちゃんだ!!」
…そして、扉が開けられる。こういうストーリーです。
何ともバカバカしいでしょう!でもこの掛け合いが何とも言えないんですよ〜。 その後、家の中でも弟の色々な質問に対し、あんちゃんが年上ぶって答えるんですが、それもめちゃくちゃな答え…。とはいえ、それに対して弟が「あんちゃん頭いいなぁ」と返しちゃうパターン。
どうってことはないのですが何故か笑ってしまうんですよ。この秋に、久しぶりに古き良き時代のお笑いを楽しんで、“ドリフの秋”にしてみるというのもいかがでしょう。…と、終わると“ドリフコラム”になってしまうので、農業について・・・。
みなさん「FBI戦略」というのはご存知でしょうか!? Xファイルで有名なアメリカ連邦捜査局…ではありません。
FBI戦略とは今年8月29日に農水省が策定した「農林水産物・食品の国別・品目別輸出戦略」の基本となる考え方のことです。 ちょっと難しいタイトルですが、「どうやって・どんな風に・どの」日本の食品を戦略的に輸出しようか、ということです。今後、10年間でアジアを中心に世界の食市場は、現在の340兆円から680兆円に倍増すると見込まれています。日本としましても、この機会を活かしていこう、農林 水産業・食品産業の発展のためにこの成長を取り込こもう、これがFBI戦略です。
ではこのFBIって一体なんなのでしょうか?それはこの略なんですね↓
1.世界の料理界での日本食材の活用推進 ( Made From Japan )
2.日本の食文化・食産業の海外展開 ( Made By Japan )
3.日本の農林水産物・食品の輸出 ( Made In Japan )
グローバルな食市場の獲得のために、農水省では、この取り組みを一体的に展開していくこととしています。 この取り組みの、From、By、Inの頭文字をとって、FBI戦略と呼んでいるんですね。 特に、1水産物、2加工食品、3コメ・ コメ加工品、4林産物、5花卉、6青果物、7牛肉、8茶、この8品目を重点品目とし、現在、約4,500億円の食品市場輸出額を、2020年までに、1兆円規模へ拡大しようという計画です。日本の食品がより世界で食べられる、そんな未来が東京オリンピックの時に来るなんて素敵ですね!
具体的な資料はこちらをクリック!
今回は、ドリフネタからFBI戦略まで閑話休題。次回は、ちゃんとJGAPに戻って~IPM技術の取り組み~について説明しましょう!では、また来週!歯〜みがけよ〜(…スミマセン)