僕はきっと人に恵まれていると思います。「ありがたいなぁ」と思える出会いが子どもの頃からたくさんありました。
そのありがたい出会いの中の二人を今回紹介させて下さい。
一人は高校のころからの友人I君。高校時代から「将来何かするならコイツといっしょだ!」と薄々感じていた友人がいました。どんどん行くぞ!というタイプ、って感じの友人ではないのですが、「誠実」で「芯の強さ」を持ち合わせているI君、君なんてつけると嘘くさいので「I」と呼ばせてもらいます。
起業からちょっとして、僕が東京に出張した時、彼に起業した事を伝えました。そして、僕が高校から思っていた事と、協力してほしいことを話してみました。彼も大手で働いているので若干ダメモトでしたが…なんと快諾!驚くことに、Iもいつか誘いがあるのではないかと感じて期待していたとか!2人で杯を酌み交わしながら色々夢を語り合い、お互い千鳥足になったとこでそろそろ帰ろうかという時、ふと聞いてみました。「お前の友人で、人間的に信用出来てお前が保証出来ると断言出来る人はいないか〜?」って。そうしたら、「一人だけいる」とのこと。ぜひ会ってみたい!!そう思い、「日時はその友人に合わせるから、俺はそのためだけに奈良から会いに来るから紹介してくれ」とお願いしてみました。
それから1週間後、Iの友人T君に会うためにまたしても奈良から上京。IはT君に南っこにかける僕の想いや今後取り組みたいことを話してくれていました。すると初顔合わせにも関わらず、T君は南っこの為のプレゼンを行い、いかにも「広告・IT関連」という雰囲気!しかし反面、彼からは人間味に溢れている一面を感じました。これは僕が子どもの頃から持っている「ありがたい出会いの直感」でしたが、間違っていなかったと思います。こういう友人を勧めてくれるなんて…改めてIに対しての信頼が増した、そんな出会いであり、T君はそんな感じを醸し出す人でした。
さらにそれから2週間たった2012年の年末、今後の展開をIとT君に相談する為に再上京。みんなで「会社理念」「ロゴ」などを考えながらのミーティング。その際にT君から、「私もこの会社で一緒に働けませんか?」と言われ、びっくり!!僕としても一緒にやれたらどんなに心強いか…と思っていたので驚きと感激の中、二つ返事で返しました!この時のことは、一生忘れないし、人生の中で一番重要な出来事になったと確信しています。これが僕らの出会いで、こうして、三人で踏み出していくことになりました。